本日の「歩きながら考える」テーマ。
昨夜、家族との晩ごはん中に、難読漢字や画数の多い漢字の話題になりました。
現在この世で最も画数の多い漢字は、残念ながら変換では出て来ませんが、雲と龍の字を3つずつ組み合わせてできる「たいと」という漢字で、なんと84画。
実在していたどなたかの名前だそうで、見ていてゾミゾミする超複雑漢字でしたが、
この時、調べるほどではなかったけれど長きにわたり疑問に思っていたことが浮かびました。
多用しない漢字ならまだしも、生活していて良く使うのに、なぜこれほど書くのが面倒くさいんじゃ!っていう字、ありますよね?
わたし的トップ3は、「愛」「鼻」、曜日の「曜」です。
歩きながら考え、ベンチで休憩しながらググり、何故これほど画数が多いのか調べてみました!

「愛」
愛という字は「旡」と「心」と「攵」の組み合わせでできているとのこと。
「頭を一生懸命巡らせる人」の象形と「心臓」の象形と「ゆっくりと歩く足」の象形から、「大事・大切にする、好きな気持ちが相手に及ぶ」ことを意味するそう。
相手のことをたくさん知ろうとする想いや、人がゆっくりと歩きながら、後ろを振り返ろうとする心情が、この1文字に表されているのだとか。
ふ・・・深い。
ちょっと可愛いと思うくらいの「好き」とは重みが違うってことでしょうか。軽々しく書いたらアカンってことですかね。
それでも発声は、最も単純な2母音”AI(あい)”なんだよなぁ。
言うは易く書くは難し。
「言う」と違って「書く」は、識字率も低かったであろうその時代の超エリート賢者みたいな人が定めたものでしょうからね。意味を込めすぎたのかもしれませんね。

「鼻」
目、口、耳などは見たまんま象形文字って感じで簡単なのに、なぜ鼻だけこれほど画数が多いのか!
長年のプチ疑問でした。
「自分」をジェスチャーで表現する時、欧米人は親指で自分の胸を指したり手のひらを胸に当てることが多く、自分の鼻を指す人が多いのは日本や中国など漢字圏特有の仕草らしいです。
実は昔は、「鼻」は「自」という漢字だったとのこと。「目」の前に突き出たもの「ノ」、それで「自(はな)」。
これを指差して自分のことを表すようになったことから、「自」という字は「おのれ」の意味がメインで使われるようになり、そうなると「鼻」を表す別の漢字が必要になる。
そこで、「自」の下に鼻の穴を現す「畀」という漢字をつけて、「鼻」という漢字が出来上がったそう。
他パーツよりないがしろにされていたわけではなく、自分に最も関わりが深いパーツだったからこそ、こんな難しい漢字に変わってしまったということですね。
それにしても真ん中の田んぼの田くらい省略して欲しかった~

「曜」
小学2年生で習う漢字なのにこの画数。
(月)とか省略できるものの、作文など結構な頻度で書かねばならなかった記憶。
でもこれはもう、しょうがないかな。曜日の由来が、土星・太陽・月・火星・水星・木星・金星の「七曜」から来ているのだから。
陰陽師で見たような吉凶占いとか、平安時代に伝わったらしいけど、現在のように日常生活に曜日が定着したのは意外にも歴史が浅く明治時代から。
「曜」という字は、太陽の象形(日へん)と、尾羽を輝かせて高く上がる雉(きじ)の象形の組み合わせ。そこから高く輝く=太陽や月や惑星の天体を指すこととなり、「七曜」となったとか。
画数多くて面倒くさいけど、これからはキジが輝いているイメージが浮かべて書けば、気持ちもアガるかも?

ということで、休憩多めでしたけど(笑)、今日もスッキリ腑に落ちました!